Tatsuro SHIMOOKA

Biography

ピアニスト・作曲家・編曲家

武蔵野音楽大学ピアノ科を首席で卒業。
モスクワ音楽院留学。

ノーサンブリア大学大学院カルチャーマネジメント
修士課程修了。

渡辺ミュージカル芸術学院ソルフェージュ講師。

2歳半より音楽教育を受ける。
ピアノ・ソルフェージュ・エレクトーン・合唱・
フルート・オーボエ・トロンボーン・ドラム・指揮など、
10代に幅広い音楽経験の機会に恵まれる。

武蔵野音楽大学在学中より、オペラ、リート、
日本歌曲など、歌手の伴奏ピアニスト、
またピアノデュオや器楽伴奏など、
他の音楽家との共演に特化して活動。

フランスで学んだ恩師とドイツで学んだ恩師から
タイプの異なるピアニズムを学び首席で卒業した後、
モスクワ音楽院ではロシアピアニズムの
系譜に触れる機会に恵まれる。

ロシアから帰国後は、
ピアノ奏者として
常に聴衆や共演者など他者の存在を強く意識し、
自らの演奏は
他者の存在によって最大に活かされていると認識。

次第に演奏中に耳をかたむけてくださる聴衆への興味と、
自分の演奏意識は彼らにどのように伝わっているのだろう
という関心から30歳で演奏活動を中断。

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芸術を支える視点にシフトし、
米国滞在を経て渡英。

アメリカ滞在中に在籍したカレッジでは、
一般教養を学ぶかたわら、

数学の学生チューター
(一定の成績を収め学校に認定された学生が
他の学生に教えることができる資格。
留学生は米国のソーシャルセキュリティ番号を
取得したうえ給料が支払われる)をつとめる。

また、リタイアメント施設で定期的に
ピアノソロとトークのコンサートを実施。
音楽と聴衆との関わり方を独自に研究していく。

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その後、イギリスに渡り、
聴衆にどのように音楽を広め
文化振興をすすめるかを研究する

「オーディエンス・ディヴェロプメント」
をテーマに、

ヨーロッパのオペラハウスや
指揮者演奏家とコンタクトをとり、
オペラハウスの選曲と聴衆への影響について論文を執筆。

ノーサンブリア大学大学院カルチャーマネージメント
修士課程修了。

スコットランド国立オペラにてインターン後帰国、
2011年まで東京芸術劇場に勤務。

演奏者としての立場と、
音楽家と音楽文化を支える研究と仕事という、
音楽文化を形成する両輪を経験したのち、

現在ピアニストとして歌手との共演を主軸に
伴奏ピアニストとして活動、
声楽コンクールの公式伴奏者もつとめる。

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また、編曲家としてコンサートや録音に楽曲を提供、
独自のハーモニーを持つ世界観で好評を得ているほか、

CDライナーノーツの解説者として、
横山幸雄氏、磯絵里子氏などのクラシック演奏家の
執筆も手掛けている。

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楽器としてのピアノにも大きな関心を寄せ、
調律師とのコミュニケーションを非常に大切にしており、
そこで得た知識や経験を生かし、
コンサートホールのピアノ選定を担当したこともある。

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クラシックピアニストでありながら、
即興的な演奏も得意とし、
ジャズドラムとのユニット「yakuzen」を結成している他

ソプラニスタ岡本知高氏と共に花結い師TAKAYA氏の
フラワーデモンストレーションのイベントへの参加、
曽我部翔氏、ローラン・ボーニッシュ氏など、
フラワーアーティストのライブパフォーマンスに
演奏を添えている。

また、日本楽器との共演や、
朗読に即興で演奏を添えるなど、
他ジャンルアーティストとの
コラボレーションにも積極的に活躍の場を拡げている。

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